上級クラス「ロールプレイ」の様子 - 神戸東洋日本語学院

上級クラス「ロールプレイ」の様子 - 神戸東洋日本語学院

神戸東洋日本語学院

上級クラス「ロールプレイ」の様子

本日は、上級クラスの「ロールプレイ」について紹介したいと思います。

「ロールプレイ」とは、実際の現場や場面を想定して、そこに出てくる登場人物の役割を演じる学習方法です。

 

今回のテーマは、以下の2つにしました。

 

A:あなたは日本に住んでいる留学生です。留学生の友達と日本の生活で「満足していること」と「不満なこと」について話してください。

 

B:あなたは大学生です。最近アルバイトを始めました。アルバイト先の先輩と仕事で「満足していること」と「不満なこと」について話してください。

 

まず、ロールプレイを行うには、文法を正しく使用し、理解する能力が問われますので

今回のテーマである「満足していること」や「不満なこと」など感想を述べるときの表現を確認し、練習をしました。

「満足していること」を述べるときの表現には、「~て嬉しい/ありがたい/よかった」や「~には文句がない」、「~に恵まれている」などがあります。また、「不満なこと」を述べるときの表現には、「~さえなければ~だ」や「~させられた(使役受身)」、「~くせに」、「~てはかなわない」などがあります。

 

次にグループに分かれ、それぞれの役割を決めた後、実際に会話の内容を考えてもらいました。役割によっては敬語を使う場合もありますので、関係性をよく考えるように伝えました。

各グループ準備が整いましたので、前に出て発表してもらいました。本日学習した文型を上手く取り入れ、敬語と常語も正しく使い分けられていました。

 

「学習した文型がうまく使えずコミュニケーションがとれない」などの悩みを抱えている方は、是非ロールプレイに挑戦してみましょう!!

 

[日本語教師C]

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