日本の大学の学部(文系編) - 神戸東洋日本語学院

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日本の大学の学部(文系編)

一般に日本の大学の学部は、文系と理系に分類されます。

 

文系…法学部、政治学部、経済学部、経営学部、文学部、人文学部、社会学部、
国際学部、商学部など

理系…医学部、歯学部、薬学部、理学部、工学部、農学部、水産学部など

文理系(融合型)…総合科学部、環境学部、情報学部など

学科により文系・理系が分かれる学部…教育学部など

 

代表的な学部の分類は上記のようになります。

(大学によって学部ではなく学群・学類・学域の場合もあります。)

 

今日は名前を聞いただけでは区別がつきにくい文系の経済学部・経営学部・商学部について説明します。

 

1)経済学部

社会全体における経済の仕組みについて経済理論をベースに学びます。「ヒト、モノ、カネ、情報、時間」といった限られた資源を社会全体が豊かになるように使うためにはどうすれば良いのかを探求するのが経済学の目的です。経済学は大きくミクロ経済(家計の消費活動、企業の生産活動など)と、マクロ経済(GDPや貿易などの国家レベルの経済全体の動きなど)があります。統計学などの数学の要素も大きい学問です。ニュースを深く理解・判断し、政府が発表するGDPや物価などの経済指標や市場の為替相場や株価の動向をチェックし世界の経済動向を分析したり、自らの投資行動にも役立てたりすることができます。

 

2)経営学部

企業経営や組織を全般的に学習します。マーケティングや財務、人材マネジメントなどを学び、個々の組織での課題解決力を養います。企業経営の仕方を詳しく知りたい人に向いています。企業経営に関して経営管理・労務管理・生産管理などの知識が得られます。NPOや自治体などの公益性の高い組織で活躍することも可能で起業にも役立ちます。

 

3)商学部

企業経営の中でも、特に商取引を中心に制度や仕組みを学びます。企業の会計業務、財務戦略、マーケティングやグローバルビジネスなどを学習します。実践的で様々なビジネスパーソンを養成します。簿記の資格取得を必須としている大学もあります。商学部は実務に強く企業就職に向いています。会計士や税理士などの資格試験に挑戦する学生も多くいます。

 

就職先にこの3つの学部で違いは特に生まれませんが、人気が高いのは銀行・証券会社や保険などの金融分野、商社、IT、メーカー、公務員などです。

 

この3つの学部選びについては、どこに就職したいかで選択するのではなく、どこが一番興味のあるテーマについて学習できるかで絞り込むとよいでしょう。

 

この3つの学部は学習内容が共通する部分が多く、大学ごとで判断がまちまちでシラバスが大きく異なります。大学のウェブサイトをチェックしたり、オープンキャンパスに参加したりして、自分の希望を最大限に満たすかで大学や学部を選んでください。

 

次回は、理系の学部について説明いたします。

[外事部F]

 

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