課外授業「砂漠からの脱出ゲーム」の様子 - 神戸東洋日本語学院

課外授業「砂漠からの脱出ゲーム」の様子 - 神戸東洋日本語学院

神戸東洋日本語学院

課外授業「砂漠からの脱出ゲーム」の様子

本日は、初中級クラスの課外授業「砂漠からの脱出ゲーム」の様子を紹介したいと思います。

「砂漠からの脱出ゲーム」とは、飛行機が砂漠に墜落したという設定で、生き延びるためは何が役に立つのか、12のアイテムの重要度の順位を考えるゲームです。専門家の模範解答にいちばん近いチームを優勝とします。

まず砂漠を脱出するための方法の具体例「①110キロ先の町まで歩いていく」や「➁今の場所で助けを待つ」などいくつか挙げ、脱出するための方法をグループで話し合いの結果、満場一致で、その場で待つより歩くほうがいいと判断しました。

 

次に12のアイテムの紹介をし、グループで優先順位をつけました。どのグループも1番重要なものに「水」を選び、2、3番目には「方位磁石」や「地図」、「コート」などを選んでいました。

 

最後に専門家の優先順位と各グループの優先順位を比べました。満場一致で、その場で待つより歩くほうがいいと判断しましたが、専門家は、「砂漠を110キロ歩くのは不可能であり、その場で待てば助けが来る確率は、80%と高い」と判断しました。

また、専門家は1番重要なものに「化粧用の鏡(太陽を反射させ、居場所を知らせるため)」、2、3番目に「コート」、「1Lの水」を選びました。

 

皆まじめに考え、積極的に取り組んでくれました。思考の活性化も促され、大変有意義な時間となりました。

 

[日本語教師C]

 

 

 

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