いろんな意味がある言葉「すみません」
みなさん、こんにちは。
本日は、いろんな意味がある言葉「すみません」について紹介したいと思います。
日常会話でよく使う「すみません」ですが、3つの意味があります。
意味①「ごめんなさい(謝罪)」
「約束の時間に遅れてすみません」や「迷惑をかけてすみません」などのように謝罪するときに「すみません」を使います。
家族や親しい人には「ごめんなさい」と「ごめん」を使います。
意味➁「ありがとうございます(感謝)」
「誰かが落とした物を拾ってくれたとき」や「誰かが席や順番を譲ってくれたとき」などに、感謝の気持ちを込めて「すみません」を使います。
この「すみません」には、負担をかけて「申し訳ない」という気持ちが含まれています。
家族や親しい人には「ありがとうございます」と「ありがとう」を使います。
意味➂「ちょっといいですか(呼びかけ)」
「すみません、注文をお願いします」や「すみません、○○を取っていただけますか」など誰かを呼びかけるときに使います。
家族や親しい人には「あのう」や「ねえ」などを使います。
最後に「すみません」はビジネスでは使いません。
以下の内容に注意しましょう。
・前述の意味①「ごめんなさい(謝罪)」をビジネスシーンで使うとき
「申し訳ございません」や「ご迷惑をおかけしました」、「お詫び申し上げます」などに言い換えましょう。
・前述の意味➂「ちょっといいですか(呼びかけ)」をビジネスシーンで使うとき
「失礼いたします」や「恐れ入りますが」などに言い換えましょう。
このように「すみません」という言葉1つだけでも様々な気持ちが含まれています。
普段よく使っている言葉ですが、実は奥深い言葉だということに気づかされました。
[日本語教師C]