「日本留学試験対策授業」 - 神戸東洋日本語学院

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神戸東洋日本語学院

「日本留学試験対策授業」

日本留学試験まで残りわずかになりましたが、試験の勉強は、はかどっていますか。

留学生のみなさんにとってはとても大切な試験です。毎日こつこつ勉強して悔いのないように頑張って下さい。

 

まず「日本留学試験」について少しご紹介したいと思います。

「日本留学試験」とは、年2回(6月・11月)日本の大学に入学を希望する人を対象に日本の大学で必要な日本語能力や基礎学力の評価を行う試験です。科目は、日本語(読解・聴解・聴読解・記述)や総合科目、数学、理科(物理・化学・生物)などがあり、志望校が指定する受験科目を選択して受験します。

 

次に上級クラスの「日本留学試験対策授業」の様子を紹介したいと思います。

当校では進学実績と公的試験の結果を重視したカリキュラムを作成しており、日本留学試験対策に力を入れています。基礎力をつけた後、模擬試験を実施し、実践的な力が身につく指導を行っています。

 

今回は「読解」の対策授業を行いました。本番を仮定した模擬試験を行った後、FBを行いました。スクリーンに問題文のPDFを映し、マーカーを引きながら答えを確認していき、接続詞や指示語、( )があるものはその前後の関係や、言い換えの言葉などを確認しました。

正答率が高く、全体的には良くできていました。

読解の試験は200 点満点です。全部で17の文章を読み、問題は25問あります。読解の試験時間は40 分なので1問1 分 30秒ほどで答えなければなりません。速く読むことが大切で、そのためには、キーワード(指示詞、接続詞、何度も出てくる言葉)に注目し、読む必要があるところと、読む必要がないところを見分けることが必要です。

また、集中力を切らさずに最後まで解ききるには、何度も練習してコツをつかむ必要があります。

 

目標を立て、焦らず自分のペースで頑張ってください。

皆さんの力が最大限発揮できるよう心より応援しています。

[日本語教師C]

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