進学のためにやっておくべきこと 3月編
ここでは神戸東洋日本語学院を卒業後に日本の大学や大学院に進学するためにやっておくべきことを毎月紹介していきます。
今回は3月にやっておくべきことです。3月には進学後の新生活の準備を始めていかなければなりません。今回はその中でも優先度の高いものを紹介します。
1.オリエンテーションへの参加と各種手続きの実施
多くの大学や大学院では入学式の前にオリエンテーションが実施されます。オリエンテーションでは大学や大学院でのルールや履修登録の方法など重要な内容が含まれています。
オリエンテーションの日程は大学や大学院から直接手紙やメールで届きます。オリエンテーションで入学までにしなければいけない各種手続きについても説明があります。留学生のみなさんはビザに関する重要な内容もあります。欠席すると入学後の生活に支障が出ます。必ず出席してください。そして、オリエンテーションで説明があった手続きを忘れずに行ってください。
2.新しい家への引っ越し
日本語学校を卒業したら、進学先のオリエンテーションに参加するためにすぐに引っ越しをしましょう。新しい家の探し方は(リンク)「進学のためにやっておくべきこと2月編」をご覧ください。
3月は日本全体で引っ越しが多い時期です。早めに予約しないと希望の日時に引っ越しができないこともあります。また、直前だと費用も高くなる傾向があるので、新しい家が決まったらすぐに引っ越し業者を探して予約しましょう。
引っ越し業者はたくさんあるので、いくつかの業者の費用を比較する相見積もりを取ることをおすすめします。引っ越し業者の中には、相場よりも高い料金を請求される場合があります。引っ越し費用はとても高額です。できるだけ損をしないよう余裕を持って準備をしましょう。
引っ越しに関する手続きは以下のブログをご覧ください。
3.SNSを使って友達探し
日本では大学や大学院に合格したらSNSを使って友達探しをする人が増えています。TwitterやInstagramを使って同じ大学に入学する人と入学前から仲良くなって、一緒にオリエンテーションや入学式に参加します。中にはLINEでグループを作って、複数でやり取りをする場合もあります。そのため入学式の時にはすでに友達同士で集まっているグループがたくさんあります。
キャンパスライフを充実したものにするには、友達の存在は必要不可欠です。事前に友達を作っていれば、オリエンテーションでわからないことも相談できます。早くから友達を作ることはメリットが多いので、進学先が決まったらSNSを使って同じところに進学する仲間を探してみましょう。
以上、「進学のためにやっておくべきこと 3月編」でした。
3月にはもう新生活が始まります。今後のキャンパスライフをいいものにするためにも、オリエンテーションの参加と友達作りを積極的に取り組んでください。
大学生や大学院生になると自由が増えます。自分で参加する授業を決めることができるので、好きな時間に好きな授業を選ぶことができます。しかしその分責任が伴います。授業を休んでも連絡をしてくれる先生はいません。卒業に必要な必修科目を取るのを忘れたり、単位数が足りなくなったりしても、途中で教えてくれる先生もいません。しっかりと自己管理をして、学校のルールを理解し卒業まで充実した日々を過ごしてください。
1年間「進学のためにやっておくべきこと」を読んでいただきありがとうございました。
みなさんの新生活が楽しいものになることを願っています。
【日本語教師T】